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【キャリコン学科試験対策】

理論家

バンデューラ(Albert Bandura)

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バンデューラさんは「自己効力感」や「社会的学習理論」で有名なカナダ人心理学者です。自己効力感についての理論は心理学にとどまらず教育学や社会学にも大きな影響を与えました。社会的学習理論はモデリングによる学習を提唱されました。また、「ボボ人形実験」も有名ですね。

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自己効力感を生み出すための4つの要素

自分が行為の主体であり、行為を統制できていて、外部からの要請に対応できる(必要な行動をとって結果を出せる)と考える力です。自己肯定感とは違いますので、お気をつけください。

自己肯定感=「できてもできなくても、ありのままの自分を受け入れられる力」
自己効力感=「できると自分を信じられる力」
→違いは、できない自分をどう捉えられるか?

「直接的達成経験」

行動を制御することで達成できたという経験
「代理経験」

他者の行動結果を観察する体験(観察学習・モデリング)
「言語的説得」

成功できると思わされる他者からの説得。
「生理的・情緒的喚起」

自分の生理的情緒的な自覚が判断の手がかりになる
 

社会的学習理論 (モデリング理論)

自分が直接体験したことではなくても、他者の体験を観察・模倣をすることで学習できるという理論です。自分で体験する行動主義心理学における学習が主流だった中、代表者を観察することで他の大多数に学習させることができる社会心理学は教育面や社会面にも影響を与えました。

学習プロセス(過程)
①【注意】観察対象に注意を向ける
②【保持】対象の行動内容を記憶する
③【運動再生】対象の行動を模倣する
④【動機づけ】行動に対するモチベーションを高める

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